決算書の見方

決算書の見方を説明します。

こんにちは。決算書の見方、今日は決算書の見方を理解するには欠かせない、税務や会計に関する用語についてです。税務や会計を勉強したい・・・でも、用語の意味が解らなくてつまづいてしまうことも良くありますよね。
『決算書と財務諸表、収益と収支、似ているけどどう違うの?』って思う人もいるでしょう。
決算書の用語といえば、基礎中の基礎。

まず「キャッシュフロー」。これはお金の出入りを示す収入・支出、それらを差し引いた残高。まさにこれらを示す言葉なんです。何で「キャッシュフロー」なんて言うんでしょう?なんとなくかっこいいから。キャッシュフローに注目して・・・なんて、なんだか難しく聞こえますが、実は当たり前のことを言っているだけなんです。

次は「利益」。
利益は、収益から費用を差し引いたもの。じゃあ、収益って何か?これは売上のことです。
費用というのは、仕入れやお給料などの経費にあたり、キャッシュフローとは微妙に違います。会社では、今月商品を納めても、お金をもらえるのが来月になったりしますよね。今月は収入が無いのに、収益は納品した今月に発生します。こういった事が起こると、銀行にはお金(残高)がないのに利益はたくさんある・・・なんて事態が。儲かってるはずなのに、お金が無い。黒字倒産がこのいい例ですね。

決算書と財務諸表はどう違うんでしょう?実は同じもの。法律で呼び方が微妙に違うだけです。税法上では決算書と呼びますが、証券取引法上では財務諸表と呼ぶんです。ちなみに、商法上では計算書と呼びますよ。銀行から「財務諸表を見せてください」って言われたら、それはつまり決算書のことです。

決算書の見方 基本

こんにちは。9月も今日で終わりです。決算書の準備はまだ半年ある!と思っていませんか?でも毎年、あっという間に決算の時期はやってくるものです。もう一度復習の意味で、決算書の見方について考えてみませんか?3月になって大慌て・・・ということにならないように、事前に準備を行っていきましょう。

決算書は、企業のある一定期間の「成績表」のようなものです。経営がうまくいっているか、そうで無いのかということをはっきりと指し示します。もっと正確に言えば、この決算書は「財務諸表」のことを指し、商法では「計算書類」にあたります。今回は、この財務諸表(決算書)の見方について考えてみましょう。実は証券取引法によっても作成と公表が義務付けられているんですよ。
まず今回は、この財務諸表(決算書)のうちの「キャッシュフロー計算書」の見方について。
キャッシュフロー計算書というのは、以前にもご説明したとおり、一定期間における、その会社の資金の流入や、または流出などを3つに区分します。その3つとは、「営業活動によるキャッシュフロー」、「財務活動によるキャッシュフロー」、「投資活動によるキャッシュフロー」ですね。そのキャッシュフロー計算書の見方でキャッシュの発生源泉を掴むことができますから、そういう意味では、このキャッシュフロー計算書の見方というのは、その会社の業績や価値を判断する上で、たいへん重要なものだということがわかりますね。

決算書の見方、と一口にいっても色々な知識が必要になります。まずは知ることが大切です。しっかりと頭に入れて、身に着けておけば3月の決算も案外予想以上に、処理がスムーズに進むかもしれませんよ。

こんにちは。決算書の見方、本日は金融機関の決算書の見方についてお話しします。
企業を経営されている方にとって、金融機関から融資を受けることは、経営上必要不可欠なことですし、最近の不景気の中で融資を受けることは大変厳しい状況にありますよね。金融機関の審査はもちろん通らなくてはいけませんが、さらに厳しい保証協会の審査もクリアする必要があります。

企業が金融機関から融資が受けられるようにするとき、その審査は、決算書の内容が重要になります。
銀行員が決算書、貸借対照表の見方で着目するのは、何よりも純資産のトータルがどうなっているか、です。
もしマイナスになっていれば、融資審査においてはかなり厳しいでしょう。また、もしもプラスだったとしても、その絶対額や、自己資本比率(純資産額÷総資産額)の見方によって、審査に影響が出てくるようです。

さらに決算書の、貸借対照表の左にある資産の部で、返ってくる見込みのない貸付金や、不良の売掛金などが含まれていれば、しっかり銀行はそれらを純資産額から差し引いて考えますから、それで純資産額がマイナスであれば、債務超過だという見方をするでしょう。
結局、純資産額を増やすためには、利益の積み重ねか、増資しかないということですね。
ありません。

また、銀行員の見方として、決算書、損益計算書において重要視するのは、営業利益・経常利益がどうなっているかで、当期利益はあまり見ないようです。こちらも最低限マイナスにならないようにすることが、金融機関の
決算書の見方としては大切になりそうです。

さて、決算書の見方として、企業の状態を把握する見方は以前にもお話しましたが、今回はそのポイントについて整理してご説明して威光と思います。企業というものはご存知の通り、順調に成長を続けている時もあれば、停滞している時、またそれだけでなく、経営危機をなんとか乗り切ろうとする時などさまざまな見方ができ、これらの周期の中で経営活動が続いていきます。
その状態の見方に重要になるのが決算書ですね。あなたの会社は、いまどういった状態なのかを把握しましょう。
会社の状態を知るための見方には、下記のポイントがあります。

■収益性・・・・・経営活動をして収益が本当にあがっているかどうか
■生産性・・・・・能率よく生産成果が上がっているかどうか
■安定性・・・・・経営状態がバランスよく回っているかどうか
■健全性・・・・・資金の調達が健全か、その運用形態は良好な状態かどうか
■資金性・・・・・効率よく資本の回収が行われているかどうか
■成長性・・・・・業績が順調に伸びているかどうか

決算書には、企業の1年間の経営活動の結果が現れてきます。たとえば新しい商品を開発したり、海外進出して、売上が増加した時には、1年間の経営者の経営努力とその方針が正しかったという見方が出来ます。また、失敗した場合も同様です。それなりの理由があり、それらが決算書の数値で表れてきているという見方が出来ます。
企業は永続すべきものです。決算書の数字によって会社の経営課題を明らかにし、今後の方向性を決めていく為の大切な道しるべになるという見方が出来るのです。

決算書の見方:視点を変えた見方

6月ももうすぐ終わりますね。梅雨だというのに今日は全国的に夏日だそうです。暑いですね!
さて、今日は決算書の見方として、普段と違った見方についてご紹介したいと思います。個人企業や中小企業が作成している決算書、決してプロが作成しているわけではないので、あまり親切ではないものもありますが、一応税務申告するときに使用していますから、それなりに正確に作ってあるはず、という見方が出来ます。
でも、やはり、情報量がかなり少ないことが多いので、その足りない情報を予測しながら決算書を読むという見方が必要といわれています。例えば、在庫がちょっと多すぎるので、これは売れ残ってしまったのじゃないか、売掛金の中にひょっとして不良債権が含まれているんじゃないか、リーマンショック以降、有価証券の価格はかなり下がってしまったのでは?などと、いろいろと創造力を働かせてみる見方はとても大切。

では決算書の見方として、予測するポイントをご紹介します。
■買掛金と比べて、売掛金が異常に多くないかどうか
売掛金が多ければ、不良債権がある、または仕入条件が不利になっていて、支払が先行し、苦しい資金繰りになっているという見方ができます。

■買掛金と比べて、棚卸資産が異常に多くないかどうか
棚卸資産が多い場合、商品の回転が悪いワケですから、苦しい資金繰りという見方ができます。

■仮払金の残高が異常に多くないかどうか
仮払金の残高が多い場合、経費の精算が遅れているという見方が出来ます。全て経費ですから、流動資産から除いておいた方がよいでしょう。

決算書の見方、今日も会社の状態を知るための、その見方についてご紹介します。

会社が健全な状態であるかどうか、その見方はしっかりと決算書に現れます。たとえば、貸借対照表、その会社は、目的にあった適切な任意積立金がしっかり積み立てられていますか?そのような処置がなされている会社はしっかりと将来を見越している、健全で良い会社でしょう。

株式などを持っている会社も要チェックです。その株式は激しく値下がりなどしていませんか?もしそのような株式を大量に持っているなら、健全な企業とはいえないかもしれませんね。逆に、株式ではなく国債などを保有しているなら、その心配は無いでしょう。

損益計算書の見方も考えて見ましょう。例えば、労働組合に押され人件費が高止まりしているのに、実際は減収減益の状況であったなら、その会社は注意したほうがいいでしょう。なぜそのような見方をするかというと、人件費を削減することが将来的に厳しいだろうと予測がつき、業績の回復には時間がかなりかかってしまうのではないか、と考えるからです。

経営者の経営能力を決算書から判断する見方もあります。長期的な経営成績をチェックするために、過去数期の決算書、まず貸借対照表を比較しましょう。
経営能力の有無の見方は、剰余金を調べることが一番重要です。貸借対照表の右側の欄の、利益剰余金の増減を確認しましょう。ここが増えていれば優れた経営者でしょう。

また数期間、ずっと減益が続いているなら、決算書の貸借対照表の右側の負債もちゃんと見ておきましょう。負債が増加していないのならその会社は抵抗力がある、という見方になります。

決算書の見方:会社の状態を知る

決算書の見方について色々書きましたが、どんな決算書の見方をすれば、その会社が元気な会社かどうか、判断できるのでしょうか?
その為には、貸借対照表の見方について、もういちどおさらいするつもりで書きます。

「元気で健康な会社」とは、「無理なく存続できる会社」のことです。
経営状態が悪く、存続が危ぶまれている会社や、存続していくことに無理のある会社は
ここでいえば「病気」、残念ながら倒産してしまうような会社は「死亡」という見方になります。

会社の経営者や勤めている社員は、みんな自分の会社が安定しずっと存続することを願います。
ですから会社が健康な状態であるためにも、その見方を知っておきましょう。

まず、会社が健康である条件は、1.会社の資金に不足のないこと 2.会社の利益が十分あること です。
資金の有無は、会社の存続にかかってきますし、利益が出ていなければ、融資も受けられず資金不足を招いて、
倒産に一役かってしまうことは間違いないでしょう。

さて、決算書の見方についてですが、先にも書いたとおり貸借対照表、損益計算書には
経営状態を表すシグナルが現れています。
厄介なのは、この決算書らは、会社が経営難である場合にも、あくまでも数字の羅列としてしか映らないということ。

つまりこの数字からシグナルを読み取れないと、気付かないうちに倒産・・・なんていう悲劇を招くという見方も出来るのです。

こうした事態を避けるために、貸借対照表からは資金バランスを読み取ること、
損益計算書からは利益獲得能力を読み取ることを、しっかりと意識していきましょう。
あなたの決算書の見方次第で、会社の命が救えるかもしれないのです。

決算書の見方、今日はキャッシュフローについてです。
キャッシュフロー計算書とは、例えば4月あたまにいくらのキャッシュがあって、
翌年の3月末にいくらのキャッシュが残っているかを示したものです。
キャッシュがどのように増えたのか、または減ったのかを教えてくれる決算書ですね。

つまりこのキャッシュフロー計算書の見方で、会社にどのくらいのお金があるかが確認できます。
商品やサービスを提供するタイミングと、その代金を回収するタイミングは時間差があるものです。
つまり、たくさんの売上をあげたとしても、代金回収に長い時間がかかると、手元のキャッシュは増えません。
そうなると、商品の仕入代金を支払うために、またお金を借り入れなくてはならず、資金繰りが苦しくなります。
このような危機を、キャッシュフロー計算書の見方で知ることが出来ます。

キャッシュフロー計算書の基本的な内容は、
●期間中のキャッシュの増減額+期首のキャッシュ残高=期末のキャッシュ残高です。

これをわかりやすくすると「営業キャッシュフロー」、「投資キャッシュフロー」、「財務キャッシュフロー」の3つに分かれます。
この見方によって、会社がどのくらいの資金を得て、その資金をどのように使ったのかが読み取れます。

「営業キャッシュフロー」・・・商品・サービスの提供など、会社の営業活動で得たキャッシュのこと
「投資キャッシュフロー」・・・事業を維持するのに必要な経費。主に固定資産の取得や売却など
「フリーキャッシュフロー」・・・営業キャッシュフローと投資キャッシュフローを足したもの

決算書の見方;内部留保

経済ニュースを見ていると「内部留保」や「社内留保」といった用語に出くわします。最近のニュースなどでもは、国会での質疑で共産党の議員が、大企業のリストラや派遣切りに対して内部留保を充てて雇用を確保せよ、といった内容だったかと思います。
この「内部留保」について今回は詳しく見ていきましょう。

簡単に言ってしまうと「内部留保」とは、税引後利益から配当や役員賞与などの形で社外流出するものを除いたもので、本来企業内で再投資に回される性格を持ち、利益準備金、任意積立金、繰越利益剰余金(旧未処分利益)のいずれかの形で貸借対照表上、純資産の部(旧資本の部)に計上されるものとなります。

もう少しくだけた言い方では、「会社の貯金」などとも言われたりしますが、誤解もあるようです。貯金だと言ってしまうと「お金」だと勘違いしてしまうのですが、「内部留保≠現金」です。 会社が持つ現金以外の資産(不動産、建物など)に形を変えている場合もあるため、自由に使える現金とは限らないのです。

会社が得た利益なので、従業員に給与(賞与)として還元する、株主に対して還元する(株主配当)などすることも選択肢のひとつですが、会社が存続していくための資金として残しておくというのも選択肢です。どちらを選ぶかは経営者の判断によるところが大きいのですが、会社の発展のために再投資への準備金として貯金することも必要なのではないかと思います。昨今の雇用情勢から、内部留保への関心が高まっていますが、総合的な判断が求められると思います。

キャッシュフロー計算書の見方

前回は「黒字倒産」というワードについて詳しくみました。今回は前回の内容をもう少し詳しく知るために「キャッシュフロー」ということについてみていきましょう。
キャッシュフローという概念を学ぶことで、決算書の見方のコツをつかんでいきましょう。

「お金は全然残ってないのに、何でこんなに利益が出てるの?」と決算書をみていくと疑問に思うことがあると思います。これがまさに、「キャッシュフロー計算書」を理解する上での原点、つまり、「利益とキャッシュフローの違い」ということです。
利益とキャッシュフローの違いの原因には大きく4つあります。

①運転資金
②非資金費用
③設備投資
④借入

「売上」は、現金取引ばかりではなく、「売掛金」として取引する場合があるため、試算表や決算書に計上されている「売上」の全てが入金されているとは限りません。これは「仕入」についても同様です。

非資金費用(資金の支出を伴わない費用)と設備投資については、損益計算書に出てくる費用項目は、資金の支出を伴う項目ばかりではありません。「減価償却費」や、「貸倒引当金繰入」、「貸倒損失」、「固定資産除却損」などがその代表例です。これらの費用は、決算書上、利益を減らす要素になりますが、資金の支出を伴わないため、キャッシュフローには影響しません。

ただし「減価償却費」については、過去に購入した固定資産についての費用ですから、その購入時に資金が減っていることになります。それが3つ目の原因、設備投資です。設備投資に費やした金額自体は、損益計算書には出てきませんので、これも利益とキャッシュフローが違ってくる原因となります。

同様に、損益計算書に出てこない項目として、「借入金」があります。新規で融資を受けたり、また過去の借入金を返済していく場合には、キャッシュフローが増減しますが、これも支払利息の部分を除いては、利益計算に含まれません。どれだけ利益が出ていても、それ以上に借入金の返済があれば、キャッシュフローは悪くなるばかりです。いわゆる「黒字倒産」になってしまいます。