決算書の見方を説明します。
17 11月
これまで決算書の見方と題して、いろいろと書いてきました。
今回はもう一度、「決算書」というものについてまとめてみたいと思います。
「会社」というのは日頃から様々な活動を行っています。その活動を総称して「取引」と呼びます。
取引とは「手形で材料購入」「社員への給料支払」「商品売上」など会社が行う行為の全てを含みます。
会社ではこう言った行為「取引」をすべて記録しています。
よく使われる言葉ですが、「決算書」と「財務諸表」の違いについてですが、同じものだと思ってもいいでしょう。
単に呼ばれ方の違いで、税法上は「決算書」、証券取引法では「財務諸表」、商法では「計算書等」と表します。
商法では、「株式会社」は決算書類を広告しなければならないと法律で定めています。
このことは、決算内容を広く社会に知らせることで利害関係者(ステークホルダー)に正しい情報をを提供することを目的としています。
利害関係者(ステークホルダー)とは、例えば株主、その会社に商品を納めている会社、その会社にお金を融資している金融機関などのこと。
決算書の優れているところは、会社が行う膨大な数の取引の要約を「客観的」に一目で把握することができることにあります。
例えば、「この会社はどのくらい儲けているのか?」「資本は足りているか?」「借金を含めた負債は許容範囲なのか?」などなどです。
帳簿上では何千ページ、何万ページにまでも及ぶ取引をほんの数ページで理解できるわけですから、とても素晴らしいですね。
会社の営業活動や資産状況が、一定の基準に基づいた数値で表されるので他会社との決算書と比較・計算にも利用可能です。
投資として株式を扱っている方は、決算書の見方を理解せずに行うのは非常に無謀な事と言えます。
株価というものは、長期的に見ると企業業績に収束するものなのです。少しでも株式投資で成功する確立を上げたい人は決算書の見方を身に付けておく必要があります。
12 6月
決算書の見方で重要となる損益計算書と貸借対照表の関係
・経営成績と財政状態
損益計算書は、期首から期末における経営成績を表しています。
経営成績とは、投下した資本により、いかに仕入れ、売上げ、経費をかけて利益を生みだしたかを示すものです。
貸借対照表は、期末における財政状態を表しています。
財政状態とは、資金の調達および運用の状態をいいます。
損益計算書により収益力を、貸借対照表により資金力を把握します。
さらに両者の関係から投下資本の効率性を把握します。