こんにちは。今回の決算書のお話しは、連結財務諸表についてご説明していきたいと思います。
連結財務諸表とはどういったものか、皆さんはご存じですか?簡単に言えば、親会社や子会社、孫会社など、複数の会社の会計をまとめて、ひとつの単位で開示される時の決算書のことです。
なぜ、この連結財務諸表が必要なのかといえば、例えば子会社や孫会社を持っているような親会社の会計は、親会社のみの決算書を見るだけでは、影響活動の一部分しか表されてないことになり、不十分だと思いますよね。

では、どんな場合、この「連結財務諸表」という形で決算書を作らなければいけないのか、というと、それには下記のような条件があります。
■ある会社(子会社など)の、発行株式の過半数を所有しているようなケース。
■親会社が株式を直接所有しているのは3割など、過半数は超えてないけれど、他の子会社や孫会社が同じ株を所有しており、合わせて過半数となるようなケース。
■過半数の株数は所有していないけれど、その会社の財務に重要な影響を与えるような、会社の株式を保有しているケース(持分法)。

連結財務諸表では、連結会社全ての資産や負債、資本、収益、費用が合算されて記載されることになります。この場合、当然ですが、連結会社間の取引については除かれるので、見せ掛けの利益などを造るのは不可能です。つまり、この決算書、「連結財務諸表」をみることで、その会社の正しい営業活動をチェックできるので、会社の本当の状態を見る場合には非常に大切な決算書になるといえます。