こんにちは。前回のひきつづきで、銀行に融資をしてもらいたいときについてお話ししましょう。
いろいろな書類の提出を求められ、最後に銀行があなたの会社に質問すること、それは『現状を踏まえて、会社の課題をどのように考えていますか?』ということです。
つまり、銀行は会社の経営状態を把握するだけでなく、今後その会社がどのように進んでいくつもりかどうか、そこまでちゃんと確認ができてこそ、融資をするかしないかの判断をしているということです。
もし、そんな質問を銀行からされたとき、社長さんはちゃんとすぐに答えられますか?普通は自分の会社ですから経営状況も、その後の計画についても見通しがたっているでしょう。

決算書は、もちろん銀行にとっては、会社の状況を判断するための重要な資料のひとつです。しかし、やはりその会社の経営状態を正しく把握するためのものですから、言い換えれば、その会社の社長さんのためにあるといっても過言ではありませんね。

ビジネスというのは、ある意味数字との戦いでもあります。経営する人はその厳しさは十分ご存じでしょう。常に数字との戦いで、そこから逃れることはできません。決算書に現れる、その数字をしっかりと理解することで、会社の将来が大きく変わってきます。数字を経営に役立てていけば、経営の「原因と結果」が現れてきますし、そこから、今後何をすべきなのか、重点課題が浮き彫りにされてきます。
社長さんは経営数字に強くなることで、会社の状態を大局的かつ多面的に見る目を養うことが求められると思います。