こんにちは。今日の決算書の見方のお話は、銀行の融資にまつわるものを。
経営をなさっている方は、銀行からの融資が必要になるというのは、よくあるお話しかもしれませんね。
今回は、銀行の視点での決算書の見方について、お話しをしていきましょう。

決算書というのは、それを見る人の目的で、見方が違ってきますが、もちろん銀行は、その会社にお金を融資し、後でちゃんと返してもらえるかどうかを決算書から見ようとします。

では、銀行は具体的に、どのような決算書の見方をするのでしょう?
どのような決算書の見方で、どこに着目し、どこでプラスの評価、マイナスの評価をするのか、
決算書を提出する側としては、非常に気になりますね。

まず、最初に銀行員が決算書にみるのは、貸借対照表の自己資本の部分です。貸借対照表の一番右下の部分の自己資本は、つまり資本金と資本準備金や利益準備金、繰越利益などのトータル部分。ここが、プラスになっているか、またはマイナスになっているかを、決算書でしっかり見ます。
決算書の見方はそれぞれ考えかたがありますが、この自己資本がマイナスになっていると、銀行側としては、積極的に融資を行おうとはしないはずです。
その会社が今までに利益をどれだけ上げてきたか、それを表している部分が自己資本になるわけですから、ここがマイナスになっていると言うことは、それは債務超過を意味します。つまり、赤字経営をやっているということですから、銀行は融資することに慎重にならざるをえないということですね。